・ガリガリガリクソン
自虐ネタといじりネタ。故Mr.ボールド師を思い出しました。元気一杯で舞台をところ狭しと動き回っていました。最後のコーラ芸は圧巻ながら苦笑。
・ジャルジャル
さすが人気絶頂。ギャルがキャーキャー言うのでネタが始められず、かわいそうな一幕も。ツービートの頃の漫才ブームを彷彿。しりとりのネタは鉄板だと思います。
・テンダラー
前二組とは違い落ち着いた雰囲気を作り直しながらの一席。ネタの作り方は一昔前。でも笑いにつ繋がるのは手腕かと。
・テント
お目当ては実はこの方。
聞きしに勝る不可思議な雰囲気と、今風の商業的成功を収めるような「笑い」とは絶対交わらない(=何が面白いのか判らせない)ネタながら、じわじわこみ上げる笑い。楽しみ方のわからないギャルもたくさんいたので、また何とも言えない雰囲気が蔓延。おかげでもやもやと腹の底から冷えました。
テントさん物まねするのね。これは拍手喝采。人間パチンコも披露してくれました。短時間ながら堪能。
この方、ものすごく人がいいのでしょうが、時間の進み具合とか価値基準とか周囲と違うタイプの方とお見受けしました。それゆえ人間そのものが面白い、漢字で充てる「可笑しい」人なのかと。存在が笑いなのだと思いました。10分のプレゼント抽選会で引っ込みながらも突っ込みどころ満載な方でした。
お笑い会のツチノコ、とはよく出来たキャッチだと思います。